数年間、女性心理学者は愛情のある関係を築いていく為に懸命に努力をしてきました。
しかし最も大きなマイナイス点となったのは、相手との隙間を埋めていく行為という癖でした。
ですが、彼女はそうした自分の持つ癖に対して自分の方から注目しようとは思わなかったそうです。
彼女は、男性から受けた愛情よりも大きな愛をあげる事にたくさんの時間を費やしてきました。
そのことに気付いた時に、こうした事を繰り返さないと自分の心へと誓ったといいます。
今では、自分が与える愛情と変わらないくらい彼女を愛してくれる男性と出会ったそうです。
その男性と出会った事で初めて愛情を受け取る為に何か行動を起こさなくても良くなりました。
また、もっと魅力的な女性になろうとして行動をしなくても愛されているのだそうです。
今でも、何かアクションをする事で愛がもらえないと考えてしまう自分に気付くこともあるそうです。
しかし、男性が気付いてくれて「必死にボートを漕がないで」と言ってくれるのだといいます。
彼と出会ったばかりの頃、二人で男女の絆や愛情について話をしたことがあったそうです。
これまで必死に学んできた事、必死に自分を変えるための努力をしてきたかを言い続けてきました。
その話を聞いた彼は、自分の腕を伸ばして優しく手を握って次のように言いました。
「君は愛を追いかけることをしなくていいんだよ」
この言葉を聞いたとき、心の奥深くに突き刺さってきて彼女は泣いてしまったのだそうです。
彼女の中にいる怖がりの女の子が愛してもらう為に努力する時に流している涙だったのです。
愛が欲しいと願うのをやめようとした自分自身に与えたプレゼントに対する嬉しさの涙でした。
そして、すてきな男性と巡り会うことができたというプレゼントに対するうれし涙でもありました。
この話を終える前に、貴女に贈る言葉として次の注意を与えたいと思います。
貴女は「愛」の後ろを無理に追いかけ続けていく必要はないのです。