女性は男性と比べると、会話をそつなく展開できるタイプが多く、興味のない話を振られてもそれなりの対応ができ、当たり障りのない返答ができます。
しかし、その返答があまりにも自然すぎるので、時に思わぬ勘違いを招くことがあります。
例えば、男性の「最近サイクリングに凝ってて」の言葉に対し、「ステキですねー。私もやってみたいな」と。
女性にとって、この程度の返答はごく自然で、深い意味合いは全くなく、相手の雑談に付き合ってあげただけともいえます。
が、純粋な男性からすると「サイクリングに興味があるのか」と思い込んだり、「もしかして誘って欲しい?」と勝手に盛り上がったりしてしまいがち。
女性が相手の話に対し、本当に興味を持った場合は反応が異なります。
その事柄に対して、「自転車って、いくらくらいしましたか?」「どのコースがおすすめですか?」など、掘り下げる方向で質問を重ねるはずなのです。
それを「私もやってみたいな」などと、ごく一般的な返答しかしなかった場合、雑談レベルの意味のないコメント、と考えるべきです。
さらに、もし女性が男性に誘いを掛けようと思っているなら、その後の展開がもっと具体的になります。
「今度の日曜日にでも連れて行ってくださいよ」「○○さんが自転車を買ったお店、一緒に行ってくれませんか?」などといった言葉が続くはずなのです。
女性の言葉の真意を読み取らないと、「いきなりサイクリングに誘うなんて、変な人!」と、陰で毒づかれることにもなってしまいます。