男性は‘目的志向型’であり女性は‘プロセス志向型’である

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例えば、女性が次のような言葉を切り出してきたとします。

「ねぇ、話をしましょう」「あのね、二人の事で話があるの」「私の仕事について一緒に考えて」

こんな言葉を切り出されると、目的が漠然としてはっきりしないため、どんな風にも解釈できます。

男性には話しがどこへ向かうのか、どれくらいの範囲にまで広がるのかがわからないのです。

あなたの求めているものが何なのか、彼が答えを導き出さねばと落ち着かなくなってしまいます。

彼は効率よく役目を果たしていきたいのに、いかんせんそのゲームのルールがわからないのです。

やがてこうしたことが男性に不安感と疑惑とを呼び起こしてしまうのです。

女性同士で会話をするといった場合は、プロセス志向で会話をする為こうした問題はありません。

仲のいい女性が座って「話をしましょうよ」と言います。

会話がどの方向へ進みどのくらい広がるのかわかっていなくても困らないのです。

女性達は自分が思っている事を話していくという行程を楽しんでいるだけなのです。

しかし、ほとんどの男性はそうしたでたらめさに対して狼狽してしまいます。

そんな時、男性は会話を続けていくことに興味のない素振りをみせてしまうかもしれません。

あるいは、あなたとこれ以上話したくないといった仕草を見せてしまうかもしれません。

または会話を途切れさせよう、止めさせようとしてけんかをすることになるかもしれません。

あなた自身が話したい会話を後に後に伸ばしてしまうかもしれません。

ぼんやりしていたり、自分の言いたい事がわからないと考えて取り合ってくれないかもしれません。


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