人はさほど親しくない相手とお店で同席することになった時、コーヒーや紅茶など無難な飲み物をオーダーする傾向があります。
これは、親しくない相手と何を飲んでも大して味が分からない、といった気持ちが働くからです。
相手とは話をするだけだから、凝ったものを頼んで楽しむ必要なない、と無意識のうちに判断しているのです。
つまり、気になる女性と喫茶店やカフェに入っても、相手がメニューも見ずに「ホット1つ」などと注文したら、まだ打ち解けてもらっていないと解釈できます。
逆に相手がメニューを吟味し、おもむろにデザートを頼むようなら脈があると考えてよさそうです。
特に女性の場合、親しい人間と一緒でない限り、デザートなど“ちょっとした食事”を注文しようとは思いません。
これを自ら注文するというのは、かなり心を許してくれていると考えられます。
さらに、この心理を逆手にして、相手にこちらから「ケーキでもどう?」と勧めると、警戒心を解いてもらえる効果が期待できます。
「いいえ。どうせならお持ち帰りで」などと返されたら、黙って諦めるべきでしょう。