恋人時代はよくしゃべり、話題も豊富でいつも楽しませてくれたのに、結婚したら会話が極端に減ってしまったという夫婦は、案外多いそうです。
妻側からすると、何か騙された気分にもなりますが、夫側――男性にとっては自然なことで、ある意味仕方がないことです。
はるか昔、男性が会話する目的は情報伝達に限られていました。
周囲の人達と協調し、楽しむために会話する女性とは大きく違い、男性はそもそも目的にない雑談が苦手なのです。
それなのに、付き合い始めた時は饒舌で、楽しい話を次々としてくれたのは、“あなた”という獲物を手に入れたかった、そのためにおしゃべりになっていたに過ぎません。
「女性を手に入れたい」といった明確な目的があれば、本来おしゃべりが苦手な男性でも話し上手になるわけです。
また、一説によると1日にしゃべる単語数は女性で6000~8000語に対し、男性は2000~4000語とかなりの差があります。
このことを見てみても、男性は本来、特に女性と比べると至って無口な生き物と考えるべきでしょう。
もし、今付き合っている彼氏が話し上手で、そこに惚れたのであれば、その状態は必ずしも永続しない点をしっかり認識しておきましょう。